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機能性と美しさの相関関係

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  どれだけ掃除をしても、 ホコリは、いつの間にか、 至るところに発生し溜まっていきますが、 実は、どんな家にするかで、 その度合いも掃除の範囲も違ってきます。   例えば、キッチンの前には、 出来た料理を置くためのカウンターを つくるのが一般的ですが、 この棚は、何かを置くには、 丁度いい高さであることから、 いつの間にか、料理以外のモノを たくさん置いてしまいます。   薬とか、文房具とか、手紙といった 細々したモノを、です。 これらは、すぐ手に取れる場所であり、 かつ、なくなりにくい場所に 置きたくなるものだからです。   結果、カウンターに溜まった ホコリ掃除がしにくくなるし、 飛び散った水や油が ホコリに付着して固まり、 頑固な汚れと化してしまいます。   おはようございます。 SIMPLE NOTE Nago Studio です。   他方、あえてカウンターの上に モノが置けないよう カウンターを薄く仕上げてやると、 劇的に掃除がしやすくなります。   そもそもその上にモノが置けないし、 布巾で拭く時も、 いちいちその上に置いてあるものを 除けながらしなくていいからです。 洗い物終了と同時に、 ササっと簡単一拭きって感じですね。   この結果、リビングやダイニングから キッチンを見た時、 とってもスッキリした状態に見えます。 カウンターの上に生活用品が、 一切陳列されてないわけですからね。   ただ、この上に置いてしまいやすい 細々したモノが管理しやすい収納を、 同時につくる必要もありますけどね。 そうしないと、 今度はカウンターの代わりに、 ダイニングが物置になっちゃいますからね。   ✔ ︎ なくていいものはなくす   そして、掃除の手間を省くためには、 なくていい部材をなくしてしまう という手段があります。   例えば、カーテンレールです。 そもそもカーテンがいらない窓をつくれば、 カーテンレールなんて必要ありません。   結果、この上に溜まるホコリをとる 手間を省くことが出来るし、 定期的にカーテンを洗う必要もありません。   窓枠やドア枠なども、 必ず必要な部材ではありません。 外に出ることが出来る掃き出し窓や、 室内ドアに至っては、 天井の高さと同じ高さにしてやれば、 そもそも枠をつける必要がないですしね。   まず、ドア枠や窓枠がなくなれば

不確かな未来に備えた家づくり

  資金計画や住宅ローンで 気を付けることは、 無理な返済額を設定しないことと、 目先のことにとらわれないことです。   そのしわ寄せが、今後あなたに、 さまざまな形で降りかかってくるからです。   では、そうならないためには、 資金計画や住宅ローンを選ぶ時、 どのようにすればいいのでしょうか?   おはようございます。 SIMPLE NOTE Nago Studio です。    まず、無理な返済額を設定してしまう理由 から考えていきたいと思いますが、 それはおそらく、 ・資金計画を間違えた ・貯金が充分にない ・住むエリアを間違えた(お金の掛け過ぎ) ・土地を広く買い過ぎた(お金の掛け過ぎ) ・庭を豪華にし過ぎた(お金の掛け過ぎ) ・家を大きくし過ぎた(お金の掛け過ぎ) ・家にこだわりすぎた(お金の掛け過ぎ) これらの多くに該当してしまったためだと思います。   それゆえ、この失敗を防ぐためには、 そもそも、こうなってしまう思考を 改めないといけません。   ✔ ︎ 「せっかく」の積み重ね   家づくりにお金を掛け過ぎてしまう理由は、 「一生に一回だから」とか、 「後からやり直しがきかないから」という感情が、 強くなってしまうからです。 また、 SNS で情報を取りやすくなったことも、 これに拍車をかける大きな原因だと思います。   もちろん、その気持ちはよく分かります。 しかし、今後の暮らしのことや、 仕事のこと、子供たちの進学のことを考えると、 もう少し冷静に、 現実的に考えるべきではないでしょうか。   これからは、ずっと同じ会社で勤められる 保証もなければ、 働いていれば給料が右肩上がりにあることも ないでしょうからね。   なんせ T●Y●TA ですら、 終身雇用が約束出来ないどころか、 これからはビジネスモデル自体変えないと、 厳しくなると言われているし、   S●NY はメガバンクが導入したように、 これからは年齢や勤続年数ではなく、 能力によって給料を変えていく時代に なるかもしれませんからね。   そんなこんなで、 減給やボーナスカット、倒産や転職といった もしものことがあった時でも、 ローンが負担となり生活が苦しくならないように 返済額を考えなければいけない ということなんですよね。   ✔ ︎ 問題を先送りしない   家づくりに掛けるお金を

小さな家の収納づくり

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  おはようございます。 SIMPLE NOTE Nago Studio です。    さて、今回は、 ついつい大きくなってしまう場所について お伝えしていきたいと思うのですが、 さて、それは一体どこだと思いますか?   リビングでしょうか? それとも書斎でしょうか?   ✔ ︎ あればあるほどいいと思う場所   ヒントはこれです。 お分かりになりました??   その答えは「収納」です。 どれだけあってもいいと思う場所ですよね。   しかし、実際のところは・・と言うと、 ただ単に収納を増やしても、 それに比例して収納力が上がるわけでもなく、 また片付けやすくなるわけでもありません。   それどころか面積が大きくなった分、 コストが上がってしまうことになるので、 コストを増やさずに収納を増やす方法を 知っておく必要があります。   ✔ ︎ 「床面積=収納量」ではない   収納を考える上で知っておくべきことは、 収納の床面積を増やしたからといって、 収納量がアップするわけじゃない ということです。   例えば、幅も奥行きも それぞれ 91cm の収納と 幅が 2 倍で奥行きが半分の収納は、 いずれも半帖という広さになりますが、 収納力や使い勝手は同じなのでしょうか?   この 2 つの収納は、 床面積が全く同じであるものの、 前者よりも後者の方が、 圧倒的にたくさんの物を 収納しておくことが出来ます。   では、その理由を考えてみましょう。 まず、前者の場合、 奥行きが 78cm もあるのですが、 そもそもあなたの持ち物の中に、 そんなに奥行きが必要なものがあるでしょうか? (せいぜい布団ぐらいでは?)   かといって、 奥行きをうまく利用するのも なかなか難しいものです。 手前になにか置いてしまうと、 奥の物を取ろうとした時に、 いちいちのけないといけないからです。   また、奥に何を置いてあるのか 忘れてしまうこともあるでしょうし、 いちいち取り出すぐらいなら、 買ったほうが早いとなり 買うとなれば出費は増えるわ・・・ 同じ物がまた増えるわ・・・ そして置く場所にまた困るわ・・・ という負のスパイラルに 陥りやすくなってしまいます。   他方、後者の収納は、 奥行きが浅くなるため、 手前になにかを置くことが出来ないし、 幅が 2 倍になったということは、 前者の収納