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7月, 2021の投稿を表示しています

日当たりに難がある土地の家づくり

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  例えば、下記のように 南に家が建っている土地に家を建てるとしたら、 一般的には、日陰部分を避け、 日なた部分に家を建てるように計画を立てます。 その結果、 問答無用で 2 階建住宅を 建てざるを得なくなってしまうわけですが、 果たして、このような土地では、 その選択肢しかないのでしょうか?   おはようございます。 SIMPLE NOTE Nago Studio です 。   この図面のような感じで家を建てた場合、 ・外構工事費用が高額になってしまう・・・ ・いつも過ごす場所が薄暗くなってしまう・・・ ・住んで半年もしたら生活感満載のお家になってしまう・・・ ・洗濯・片付けに手間がかかってしまう・・・ といったデメリットを、 かなり高い確率で体験することになるので、 まずは、これらについて 具体的にお伝えしていきたいと思います。   ✔ ︎ 外構工事費用が高くなってしまう・・・   日陰を避けて家を建てるとなると、 その日陰部分にも外構工事をしなければいけなくなるため、 単純に、その分外構工事費用がかさんでしまいます。   しかも、この場合、日影部分の工事費用が高くなりやすく、 想像以上に外構工事費用がかさんでしまうことになります。   というのも、リビングの窓から見える景色が、 南に建っているお家の裏側(北側)となるため、 勝手口やゴミ箱や給湯器や室外機などが並んだ 汚い裏側を見なくていいように、   庭を美しくコーディネイトしたり、 目隠しの為の植栽をしたり、 塀のデザインにこだわらざるを得なくなるからです。   結果、あっという間に、 当初の計画より 100 万円以上足が出てしまうことになります。   ✔ ︎ いつも過ごす場所が薄暗くなってしまう・・・   また、それだけの外構工事をする予算がない場合、 殺風景な仕上がりの庭になってしまうのですが、 そうなれば、汚い家の裏側しか見えないリビングの窓は、 ずっとカーテンを閉めた状態にせざるを得なくなってしまいます。   結果、カーテンによって光が遮断され、 家の中が薄暗くなってしまいます。 そして、一日中照明が必要となってしまいます。   ✔ ︎ 住んで半年もしたら生活感満載のお家になってしまう・・・   このような土地に建てる家に限らず、 2 階建て住宅の大半は、 子ども部屋が 2 階につくられていますが、

散らかりにくい家のつくり方

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  せっかく家を建てても、 多くのご家庭のリビングダイニングキッチンが、 半年もしない間に、 たくさんのモノでごった返してしまうようになります。   確かに、リビングダイニングキッチンは、 家族みんながほとんどの時間をそこで過ごすため、 “ この空間がいつもキレイに片付いている ” なんてことは、普通に考えると あり得ないことかもしれません。   しかし、家具や内装にもこだわったその空間を、 なるだけスッキリと、 かつキレイに保ちたいという願いは、 家を建てる誰もが共通して お持ちなのではないでしょうか?   そして、そのためには、 掃除・片付けをこまめにする 必要があるのかもしれませんが、 その状態を継続して保ちやすくするためには、 そもそも散らかりやすくなってしまう原因を、 間取りで解決することが必要不可欠です。   おはようございます。 SIMPLE NOTE Nago Studio です 。   では、そもそも家が 散らかりやすくなってしまう原因とは 一体何なのでしょうか?   ✔ ︎ 原因その 1 :プライベートルームが全て 2 階にある   一般的に家は、 “1 階がパブリックスペース ” “2 階がプライベートスペース ” であることを前提として間取りがつくられます。   つまり、寝室も子どもたちの部屋も全て、 当たり前のように 2 階につくられることになるのですが、 では、子どもたちは、 建てたすぐから自分たちの部屋を フル活用するでしょうか?   また、自分たちの荷物を、 わざわざ自分の部屋まで 片付けに行くのも取りに行くのも 非常に面倒くさいため、 いつも使うものは全て、 いつも居る場所の近くに置くようになります。 つまり、リビング付近に どんどんモノが増えていくというわけです。   さらに、子どもたちはもちろんもこと、 あなた自身も、いつも着る服やパジャマを、 わざわざ 2 階の自分の部屋まで 持って行ったり、取りに行ったりするでしょうか?   しないですよね・・ だって面倒くさいですもんね。   結果、ダイニングチェアーやソファーには、 いつも着る服が掛けられていたり 脱ぎっぱなしで放置されていたり という状態になってしまいます。   ✔ ︎ 原因その 2 :収納のつくり方が悪い   そして、 2 つ目の原因が、 収納のつくり方が悪いことです

大きな家と小さな家

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  家づくりをする時は、 後悔したくないという気持ちや、 夢を叶えたいという強い気持ちに加えて、 見栄なども作用することから、 多くの方が、知らず知らずの間に 大きな家を建ててしまいます。   しかし、その選択が 結果的に後々の生活を苦しくし、 不安だらけの暮らしをつくってしまったのでは、 決して、幸せを手に入れたとは言えません。   それゆえ, Simple note Nago studioではご自身の予算を正確に把握し、 その予算の中で、 無理のない家づくりをすることが大切だし、 そのためには家づくりのイニシャルコストと ランニングコストの両方を最小限に抑えられるよう 出来るだけ家をコンパクトにすることを オススメしています。   出来るだけ家をコンパクトにすれば、 土地や外構のコストも抑えやすいし、 将来、夫婦 2 人だけで住むことになった時も、 維持管理にかかる手間も より少なくすることが出来ますしね。   おはようございます。 SIMPLE NOTE Nago Studio です 。   では、その内容について、 もっと掘り下げてお伝えしていきたいと思います。   家をコンパクトに出来れば、 品質や性能を落とすことなく、 家の価格を抑えることが出来ます。 当たり前のことですが、 家の価格を最も左右するのは “ 面積 ” だからです。   また、家をコンパクトに出来れば、 それを建てるために必要となる土地も 小さくすることが出来るため、 結果、土地代も抑えることが出来ます。   かつ、余白を無駄に残すことなく、 敷地を最大限に活用して家を建てれば、 外構工事にかかる費用も抑えることが出来ます。   つまり、家をコンパクトにすることによって、 家の費用だけじゃなく、 土地の費用や外構工事の費用までも、 同時に抑えることが出来、 結果、家づくりのイニシャルコストを、 より抑えることが出来るというわけですね。   ✔ 同時に ランニングコストにも着目すること!   そして、家をコンパクトに出来れば、 イニシャルコストだけじゃなく、 ランニングコストも抑えることが出来ます。   例えば、同じ構造・性能で家を建て、 同じ家族が暮らすとしたら、 25 坪の家と 35 坪の家では、 一体どちらの方が、光熱費が安いでしょうか?   もちろん間違いなく 25 坪の家の方ですよ

美しさと美しさの維持

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  弊社がご提案させていただくSimple Noteの お家の多くは、 写真をご覧いただければ分かるように、 家の正面となるファサードに窓がありません。                     もちろん、それにはいくつかの理由が存在するのですが、 前回、暮らしをより快適にするための 2 つの理由についてお伝えさせていただいたので、 今回は、また違った視点からお伝えさせていただきますね。   おはようございます。 SIMPLE NOTE Nago Studio です 。   弊社が建てるお家の多くは、 白い外壁材を使っています。 白い建物は非常に美しいからです。   また、白は熱を吸収しにくいため、 家の中が暑くなりにくいというメリットもあるし、 白は光を拡散しやすいため、 家の隅々まで光が届きやすく、 家全体がまんべんなく明るくなる というメリットもあります。   しかしながら、白という色には、 「最も汚れが目立ちやすい・・」という欠点があるし、 それを理由に白を諦めてしまっている方が多いのもまた、 家づくりの “ あるある話 " ではないでしょうか?   それゆえ、みんなが白という色に対して持つ ネガティブな要素を解消するために、 弊社では、そもそも汚れの原因となるモノを、 家の正面から一切排除しています。   いつも見える、また誰からも見える 正面が汚く汚れてしまうと、 どうしてもその汚れが気になってしまうため、 必然的に外壁塗替えのメンテナンス周期が 早まってしまうことになりますしね。   また、飛び込み訪問で営業に回っている リフォーム業者の恰好の餌食となってしまいやすく、 結果、余分な出費がかさむ可能性も高くなってしまいます。   ✔ 家の汚れの一番の原因は「窓」   家の外壁を汚す一番の原因は「窓」です。 窓は外壁よりも外側に突き出すため、 その窓の上に土ほこりが溜まり、 雨の日、その汚れが窓の両サイドを 伝って流れていくからです。   また、屋根の先につける樋も、 基本的に家の正面につかないようにしています。 樋から漏れた汚れを含んだ水が外壁を伝って、 窓の垂れジミと同じように外壁を汚すからです。   その他、キッチン・洗面・トイレ・お風呂などに 設置する換気扇の外部カバーなども、 窓同様に外壁を汚す原因となるし、 エアコンの配管なども、 外